封印柱の上に立てる磁石にパソコンは勝てるか
西日本新聞がかなり濃いエヴァ特集やってます。
会員記事なんですが第1回は普通に読めます。なんなら1ヶ月お試し中にかいや(ごほんごほん)
で、そこでインタビューされているのは作画監督の井関修一さん。
福岡のご出身らしいですね。映画のロールで出てきたように井関さんはアヴァンの作画監督されてますが、そのアヴァンでの興味深い設定を話してらっしゃいます。
まず、アスカがレーションを食わせるシーンの苦労から始まり
「アヴァン2の自販機前で倒れたシンジの手首のプラグスーツが映るカットでリテイクが6回」
に驚き、
「黒波の食事のシーンはポカ波と動きが同じ」
でやはり、と思うわけですが、いちばん「あっ」と思ったのは最初の方に書かれている、アヴァン冒頭で封印柱の上を赤木リツコが歩くシーン。なんとというかやはりというか
「靴の裏に磁石が入っている設定」
があったらしいですね。その設定で歩き方も作ってるとのこと。
まぁそうですよね。あんな高さの柱の上で、それも端を普通に歩くんだから何か仕掛けがないと。
でもそこから考えると封印柱は鉄製なんですな。少なくともあの部分は。
そして、同様に作業をする伊吹マヤや「若い男」たちや北上ミドリのスーツにも磁石が仕込んであると考えるのが普通。
だとすると...
「磁気がパソコンの動作に影響しないのだろうか」。
野暮なことを考えるが、体を保つための磁石だからそれなりに強力なはず。そして伊吹マヤをはじめとする作業チームは座っているから足の裏以外にも磁石がついているはず。そうでないと滑る。
ではパソコンは...あれ、ごく普通の耐衝撃型だったぞw
まぁいろいろ考えてみたんですが、実はそんなに悩むことでもなかった。
結論だけ言えば、あっけなく
「それなりに耐磁性能のあるパソコンのはず」で収まった。
というか、作業者を安全に固定する磁石と両立させるならパソコンの筐体側に耐磁性能を付加するしかない。
まぁ、薄型でもないから、筐体に何か仕込めばできるはず。
そういえば、最初気がつかなかったんですが、USB端子にケーブルを接続するシーン、一回向きを間違えて、治してから挿してるんですよね。
細かいことまで考えるなぁ...。