memoriary today

ブログというよりメモ、日記。そしてたぶんオタ日記。

ヒノマルソウル

[ 新宿ピカデリー ]

昨日のことですが見に行きました。

客層は主演・田中圭さんとか出演者が見たい人と、長野のリアタイ組の高めの年齢層、で二分されてましたね...

 

ジャンプは競技というか跳躍自体は数十秒で終わってしまうのでなかなか構成が難しいだろうなと思いますが、やはり「長野団体戦2回目前のテストジャンプ」の前のさまざまな葛藤やドラマが中心になってました。

 

もちろん西方さんが中心の話なですが、個人的にはあの金メダルの文脈の中で、西方さんが「掬われた」「救われた」だけでなく、原田さんの状況とか(あの1回目は明らかにリレハンメルとは違う。原田さんだからあの距離まで飛べた、という環境の悪さ)、現在の女子ジャンプの状況につながると言っていい、山田いずみさん(名前は変えられてましたが)の話だとか、そう言ったことも含めての「裏方の勲章」の物語なのかな、と思いました。

 

まぁ、生きてる方の物語を作るのは難しいかと思うんですけど、そのあたりは割とうまくまとまっていたのかも、と思いました。

 

映像的には、まぁ、しょうがない部分もあったと思いますが、西方さん実家の民宿は実際にロケで使ったようですし、妻役の土屋太鳳さん、原田さん役の濱津隆之さんがなかなか雰囲気だしってよかったなぁ、と。(濱津さんは見た目の雰囲気も似てましたしねw)

 

たぶん、映像で、というよりは物語で泣くタイプの人なら楽しめるかと思います。あと、もちろんスキージャンプ好きの方には見てほしいですね。

 

そうそう、後で調べてわかりましたが、山田いずみさん、去年から札幌中央卸売市場で働いてらっしゃるんですね。知らなかった。